エントリーシート(履歴書)を書く時の7つのポイント
応募時に提出するエントリーシート(履歴書)は、
採用担当者に自分のことを良く知ってもらって、
次のステップに進むための大切な書類です。
エントリーシートで採用担当者から評価してもらうためには
いくつかのポイントがあります。
採用責任者をしている私の経験から、エントリーシートを書くための
大切なポイントを7つにまとめてみましたので、
読んでみてください。
- エントリーシート(履歴書)は自分をしっかりアピールできるものを選ぼう
- 文字数は適切に
- 文字はていねいに書こう
- エピソードはバランス良く
- 誤字・脱字などは必ずチェックしよう
- 写真は実物より少し良いくらいがちょうどいい
- 免許・資格は志望する会社にあったものを書こう
- まとめ
エントリーシート(履歴書)は自分をしっかりアピールできるものを選ぼう
会社指定の履歴書は、そのまま指定のものを使うしかありませんが、フォーマットが自由の場合は大学名が入った履歴書、市販の履歴書、インターネットからダウンロードした履歴書など様々あると思います。
市販の履歴書で、下のような履歴書を使っている人がたまにいます。
これは、絶対にダメです。
これは、アルバイトやパートに応募する時に使う履歴書であって、新卒採用の応募に使う履歴書でありません。
自己PRの欄がほとんどないのに、履歴書を見た人に自分のことを理解してもらえると思いますか?
結論から言うと大学名が入った履歴書が一番良いと思います。
出身大学が一目でわかるし、大学がこの内容がもっとも学生のアピールができると考えられて作られたものだからです。
でも大学名の入った履歴書がない場合や、あっても自分をアピールするのに足りない場合は、インターネットでダウンロードするのも良いでしょう。
PDFでは編集が難しいですが、WORDなど編集可能なものであれば、項目の内容を変えられたり、自分がアピールしたい項目のスペースを大きくしたりできるのでおススメです。
文字数は適切に
スペースに対して、文章が長すぎるために文字が小さくなってしまったり、逆にスペースが空きすぎるのも印象が良くありません。
WORDなど編集可能なものであれば良いですが、紙や編集不可能な場合は、適切な文字数にまとめる必要があります。
小さすぎない文字の大きさで、記入欄のスペースに横に何文字書けて、何行書けるのか、数えてみましょう。
最大文字数の9割以上になるようにまとめると良いと思います。
いきなり履歴書に書くと、何度も書き直しになるので、スマホやパソコンで打ってみて、適切な文字数になるまで調整しましょう。
文字はていねいに書こう
パソコンで書いた履歴書でも良いのですが、やはり手書きの履歴書の方が、気持ちが伝わる気がします。
もちろん、字がうまいに越したことはないですが、
字がヘタな人が、すぐにはうまくなれないと思います。
でもヘタでも、一文字一文字ていねいに書けば
気持ちは採用担当者には必ず伝わります。
(少なくとも私には伝わりました)
逆に走り書きの場合、採用担当者には「この会社のことは真剣に考えていないよ」というメッセージとして伝わります。
時間はかかりますが、一文字一文字ていねいに書きましょう。
エピソードはバランス良く
履歴書に書く項目は、「志望動機」「学生時代に力を注いだこと」「私の長所・特徴」などが多いですが、全てがアルバイトの時のエピソードだったり、全てが部活動のエピソードだったりエピソードが偏っている人がいます。
それを読んだ採用担当者は、「アルバイトだけしかしてないの?」とか思ってしまいます。
できるだけエピソードは一つのことに偏らずに、バランス良くちりばめられると良いと思います。
誤字・脱字などは必ずチェックしよう
私の前任の採用責任者は、履歴書に誤字・脱字があっただけで、落としていました。
その人が言うには、「自分の人生が決まる大切な書類に誤字・脱字があるなんてあり得ない」ということだそうです。
私は不採用にはまではしていませんでしたが、やはりマイナス評価にはなります。
誤字・脱字だけでなく、漢字間違い・送り仮名間違い・「てにおは」など助詞がおかしかったり、接続詞はおかしくないか何度も確認しましょう。
写真は実物より少し良いくらいがちょうどいい
顔写真は、試験官の印象として残るので重要です。
スマホの自撮りでも、しっかり撮れていれば良いとは思いますが、
写真館で撮ってもらった写真はあきらかに違いますね。
でも写真と実物があまりに違うと、「ん?」ってなります。
実物より、少し良いくらいがちょうどいいと思います。
免許・資格は志望する会社にあったものを書こう
免許・資格と言っても色々あります。
免許なら運転免許・教員免許など
資格なら、
簿記、パソコン系、秘書検定、漢字検定など仕事内容によっては役に立つ資格もたくさんあります。
世界遺産検定など趣味を広げる検定も良いと思います。
ただし、応募する企業の職種に関係がない資格は書かない方が良いと思います。
例えば、不動産取引と全く関係のない仕事なのに資格欄に「宅建」と書いてあると
「ウチの会社の仕事のこと理解してる?」「ウチの会社に来る気ある?」と思われることがあります。
もし、苦労して取得したことをアピールしたいのであれば、学生時代がんばったこと欄などに、その資格を取得した背景や、努力した内容、その上でなぜこの会社を応募したのかしっかり書けば、逆にアピールになるかもしれません。
まとめ
多くの会社に応募すると、その都度履歴書を書く必要があります。
何枚も書くと正直面倒だなと思うでしょうけど、受け取る会社は、あなたの履歴書は1枚だけです。
履歴書は、自分を知ってもらう大切な書類です。1枚1枚真心を込めて書きましょう。
きっと気持ちは伝わるはずです。