成功する就活のコツ

会社の採用責任者をしていた経験から就活のアドバイスをします

面接の質問を事前に想定しておこう

面接官は短い時間の中で、応募者の人が自社に合うかどうかを見極めるために質問をします。

そのために意図をもって質問をしています。
その意図をしっかり理解して、その意図に沿った回答をしないとマイナス評価になることもあります。

 

 

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【質問】「簡単に自己PRをしてください」


【意図】その人の一番の強みと思っているところを知るため


自己紹介をしていなければ、まず自己紹介しましょう。
「〇〇大学〇〇学部〇年 〇〇と申します。」
次に自分の強みを簡潔に話しましょう
話す順番は次のようにすると良いでしょう。
「結論」「エピソード」「強みをどう活かすか」


【例文】
「私にはリーダーシップがあります。私が高校時代所属していたサッカー部は、地区大会で毎年敗退してしいたチームでしたが、私が2年生になった時にキャプテンとしてチームをまとめ上げて、地区大会でベスト8に進んで目標であった県大会出場を果たしました。この経験を基に、貴社でもリーダーシップを発揮して、将来ゼネラリストとして活躍したいと思います。」
長々と話すより、できるだけ簡潔にまとめます。
最後に「本日は、よろしくお願いします。」と締めくくりましょう。

 

【質問】「当社の志望動機は?」


【意図】この人がこの会社に入社した後、活躍できるのか?


言葉通りに自分がなぜ応募したかについて話をする人が多いですが、採用担当者は入社させることがゴールではなく、入社後活躍してくれる人を採用することがゴールです。
話す順番は次のようにすると良いでしょう。
「自分が働く軸」「応募する企業の特徴」「応募する企業で自分の働く軸が実現できる理由」


【例文】
「私は大学に入ってから、ボランティア活動を通して、社会に貢献していることを実感して、やりがいを感じていました。
御社の製品は、地球環境の保全にも貢献していますし、会社としても社員のボランティア活動を積極的に支援をされていることをホームページで拝見しました。
私は、御社に入社することができれば、ずっとやりがいを持って働くことができて、さらに社会に出てからもこれまで通りボランティア活動が続けられると考えて、御社を志望いたしました。」
話し方は、熱意が感じられるように話しましょう

 

【質問】「これまでの学生生活で頑張ってきたことはどんなことですか?」


【意図】入社後も困難にめげることなくに頑張ることができる人か?


ただ単にがんばったことだけを話すのではなく、できれば挫折しかけたことなどのエピソードも話すことができれば、しっかりアピールできるでしょう。
話す順番は次のようにすると良いでしょう。
「頑張ったこと」「頑張った理由」「具体的なエピソード」「結果」


【例文】
「私は小学校3年生の時から高校3年生まで10年間野球に打ち込んできました。
きっかけはイチロー選手にあこがれて野球を始めたのですが、やっているうちにどんどんのめり込んでいきました。
高校は甲子園に出場することを目標に、野球の強豪校に入学しました。
強豪校だけあって、他の人のレベルはとても高く、1年生の時はレギュラーを取ることができませんでした。
毎日必死で練習して、2年生では少しづつ試合に出してもらえるようになり、3年生ではレギュラーを取ることができました。
高校最後の大会では準決勝で負けてしまい、目標だった甲子園に出場することはできませんでしたが、やリ切った結果なので後悔はありませんでした。
このあきらめずに努力できる力を、御社の発展に貢献したいと思います。

 

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まとめ


今回は、よくある3つの質問に焦点を絞って書きましたが、
エントリーシート(履歴書)から質問されることもありますし、
自分の強みや弱みに関する質問など他にも色々な質問が想定されます。
私からも、今後もこのブログで面接の質問に対する記事を書いていきますので楽しみにしてくださいね。